徳島から緊急搬送!高速の急速充電中に不動になったZE1リーフ・・・原因は前代未聞の「急速充電8,500回超え&セル破裂・液漏れ」!?

徳島から緊急搬送!高速の急速充電中に不動になったZE1リーフ・・・原因は前代未聞の「急速充電8,500回超え&セル破裂・液漏れ」!? その4

本日は、徳島県のお客様より高速道路からの緊急SOSを受け、保険レッカーにてご入庫いただいた日産 リーフ(ZE1型)のトラブルレポートをお届けします。
帰省やドライブで賑わうお盆休み中、「高速道路のS.Aで急速充電中に、突然エラーが表示されて車が全く動かなくなってしまった」という非常に緊迫した状況でした。

原因調査 見たこともないほどの「猛烈な膨張」と「セルの破裂・液漏れ」

走行距離はメーター上でわずか45,000km。
最初はお電話で状況をお伺いし「低走行特有の突発的な絶縁異常かな?」と推測していたのですが、お車をお預かりして高電圧バッテリーパックを開封した瞬間、整備スタッフ全員が息をのみました。
そこにあったのは、見たこともないほどパンパンに猛烈膨張し、一部のセルは内部圧力に耐えきれず破裂、電解液がドロドロに漏れ出している惨状でした。

徳島から緊急搬送!高速の急速充電中に不動になったZE1リーフ・・・原因は前代未聞の「急速充電8,500回超え&セル破裂・液漏れ」!? その1

謎の解明 走行4.5万kmなのに、充電データは「走行30万kmレベル」!?

なぜ走行4万キロ台でここまでの惨事になるのか?

疑問に思い専用の診断機でバッテリー内部の履歴データを解析したところ、信じられない数値が叩き出されました。

メーター走行距離
45,000km
急速充電回数
8,500回オーバー!!!

走行わずか4.5万kmに対して、急速充電8,500回超えというのは物理的にあり得ません(走行距離に換算すると実質30万km〜40万km以上走っているバッテリーと同等以上の酷使レベルです)。
オーナー様にお話をお伺いすると、「約2年前に中古車としてこのリーフを購入した」とのこと。

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つまり、購入される前の過去の所有段階で、何らかの理由により「超過酷に使用されて走行不能寸前だった別の高走行バッテリー」へ積み替えられていた可能性が極めて高いという推測に至りました。

作業内容 修理不可能と判断、中古バッテリーへ丸ごと換装!

今回は単なる電圧ドロップや部分的な不具合ではなく、セル自体の物理的破壊(破裂・液漏れ)が起きているため、部分的なブロック交換での安全な修理は不可能と判断。
お客様の安全性と今後の耐久性を第一に考え、当店で在庫していた内部チェック済みの中古バッテリーパックへの丸ごと換装(一式交換)を実施いたしました。
お盆期間中も休まず営業している当店の機動力を活かし、パーツの手配から換装・試運転まで一気通貫で行い、なんとかお盆休み期間中にオーナー様へお車をお返し(無事ご納車)することができました!
遠方からのご依頼でしたが、お休み中にご納車できて本当に良かったです。

【専門店からのアドバイス】中古EVを購入する際は「充電回数」の確認が必須です!

今回の事例は、中古EV市場の隠れたリスクを物語っています。
見た目の走行距離や年式がいくら新しく綺麗であっても、バッテリーの中身(急速充電回数やSOH)が酷使されているケースが存在します。

電気自動車(EV)を中古で購入される際は、単に走行距離や車体の綺麗さだけで選ぶのではなく、「急速充電・普通充電の回数を診断機で開示してくれる、信頼できる専門店・販売店」で購入されることを強くおすすめいたします。
当店では、修理はもちろんのこと、内部データまで透明化・点検した安心のEV中古車販売・買い取りも行っております。
「旅行先・高速道路で動かなくなった」「高額な見積もりが出た」という方はもちろん、「今乗っているリーフのバッテリー状態を詳しく知りたい」という方も、当店へお気軽にご相談ください!