【ZE1 リーフ】「EVシステム故障」の落とし穴。150万円のバッテリー交換を提示される前に知っておくべきこと

日産リーフ(ZE1型)で「EVシステム故障」のメッセージが出た際、多くのディーラーでは「メインバッテリーの不具合」と診断され、約150万円の新品交換見積もりが出てきます。
しかし、ここで一つ重要な事実をお伝えしなければなりません。
実は、エラーの原因は必ずしもバッテリー本体(セル)だけとは限らないのです。
150万円の見積もりが出る「裏側」
なぜ、どんな故障でも「バッテリー交換」と言われてしまうのか。
それは、ディーラーの診断マニュアルではバッテリーパックを「一つの部品(非分解)」として扱うため、内部の細かい部品の故障であっても、パックごと丸ごと交換するしかないというルールがあるからです。
しかし、実際の「EVシステム故障」の裏側には、以下のような原因が隠れていることがあります。
ジャンクションブロック(リレー)の不具合
バッテリーの電気を遮断・接続するスイッチ役の部品です。
ここが接触不良を起こすだけで、走行不能になります。
LBC(リチウムイオンバッテリーコントローラー)の通信異常
バッテリーの状態を監視する「脳」の部分です。
制御基板のトラブルでエラーが出るケースがあります。
絶縁破壊(漏電)
内部の配線やコネクタのわずかな劣化により、安全装置が働いてシステムを停止させます。
もちろん、以前お伝えした「特定のバッテリーブロックの電圧不良」も大きな原因の一つです。

当店は「原因を特定」して直します
私たちは、150万円の丸ごと交換を提案するのではなく、「何が原因でエラーが出ているのか」を徹底的に切り分けます。
- バッテリーブロックの不良なら、不良箇所のみ交換。
- 基板やリレーの故障なら、その部品のみを修理・交換。
このように原因に応じたピンポイントな処置を行うことで、ディーラーでは「下取り0円・修理150万円」と言われたリーフを、現実的な費用で再び元気に走らせることができるのです。
「高額見積もり」に判を押す前に
「EVシステム故障」が出ると、パニックになって「もう廃車にするしかない」と思い詰めてしまう方が多いですが、どうぞ冷静になってください。
その故障、本当に150万円かけないと直らないものですか?
その査定、本当に0円で妥協すべきですか?
まずは当店の精密診断を受けてみてください。
原因を特定し、最適な修理プランをご提案いたします。
