アクアのハイブリッドエラー修理!17万キロまで粘った優秀な一台

この度、走行距離17万キロのアクアのお客様から、ハイブリッドシステムのエラー修理をご依頼いただきました。

一般的に、これほどの走行距離でエラーが発生するのは比較的遅い方と言えます。
これは、お客様が普段から非常に丁寧な運転を心がけていらっしゃった証拠です!
エラーの原因は「バッテリーの冷却ファン」の目詰まり
テスターで診断した結果、エラーの原因はバッテリー本体が劣化した原因はバッテリー冷却ファンの異常でした。
ファンを点検したところ、吸気口のフィルターがホコリで完全に目詰まりしており、バッテリーを冷やすための風がほとんど送られていない状態でした。
冷却が不十分になると、バッテリーに負担がかかり、電圧のバラつき(劣化)が早まりエラーを引き起こします。



徹底的なクリーニングで電気効率がアップ!
今回は、お客様から「まだまだアクアに乗り続けたい」という強いご要望をいただきました。
そこで、ハイブリッドバッテリーを2年保証付きのリビルトバッテリーに交換し、安心して長くお乗りいただけるよう整備いたしました。
交換作業では、バッテリーだけでなく、関連部品のメンテナンスも徹底的に行います。
- 冷却ファンのクリーニング
- 目詰まりしていたフィルターとファン本体を分解し、徹底的にホコリを除去。冷却効率を新車時に近い状態まで回復させました。
- リンクプレートのクリーニング
- 各バッテリーセルを繋ぐリンクプレート(導電板)に付着した錆や汚れも丁寧に磨き上げ、電気効率が向上するよう整備しました。


これらの丁寧な作業により、新しいリビルトバッテリーの性能を最大限に引き出し、システムの安定性を高めることができます。
アクアは燃費性能が高く経済的な車です。
適切なメンテナンスを行うことで、20万キロ、30万キロとまだまだ現役で活躍してくれます。
ハイブリッドシステムに不安を感じたら、ぜひご相談ください。
